ラベル
 
 
  寺社アイコン 寿覚院(じゅかくいん)
 
 
       
  ●本尊 阿弥陀如来  
  ●所在地 南条町16  
  ●建物 本堂・庫裡・山門・観音堂・位牌堂・稲荷社・弁天堂  
  ●指定文化財 観音堂(市)木造観音菩薩立像(市)木造勢至菩薩立像(市)  
   
 

 京極氏の前に丸亀藩主だった山崎家代々の菩提寺。寛永18年(1641)、山崎家治が肥前富岡藩主(現在の熊本県天草郡)から西讃岐五万石余で入府した際、その菩提寺として建立した。浄土宗知恩院の末寺で、山崎家治・俊家の位牌があり、また観音堂西側の墓地には、丸亀城の石垣を築いたといわれる名工・羽坂重三郎や四国で最初の種痘を実施した医師・河田雄禎の墓もある。市指定文化財の観音堂は、本堂と同時期の桃山時代に建立されたとみられ、市内では屈指の古い建造物である。昭和62年に復元修理を終えている。本尊は弘法大師の作と伝えられる十一面観音菩薩立像。

  (C-3)
 
 
ラベル