俳人画家与謝蕪村が滞在し、大作6点を残したことから“蕪村寺”(ぶそんでら)の名で親しまれている。『蘇鉄図』を主にほか5点が附(つけたり)として国の重要文化財に指定されている。境内には、明治5年に蕪村が京都へ帰るときに詠み残した「長尻の春をたたせて棕梠(しゅろ)の花」の句碑がある。 *所蔵品は通常拝観できません。不定期公開。